導入前の課題・背景
学校法人J様では、各教員がそれぞれ備品などの発注を行っていました。購買先はネット通販から地元の業者、専門書籍を取扱う古書店まで多岐にわたり、請求書払いに対応していない購買先も多数。法人本部では承認や検収などの処理に膨大な時間を取られていました。
また、購買先が分散することにより商品価格に差があることも把握しており、法人全体でのコスト負担になっていることにも頭を悩ませていました。
ご提案内容
専門書籍など特定の商品を除く、消耗品や備品購入にフォーカスし購買先を統一することをご提案。
ソロエルアリーナでは教員毎にIDを発行し、承認・注文履歴などを確認できるため、本部では購買を取りまとめることができ、また教員も立替払いの手間を削減できるなどお互いにメリットがあることを説明。
さらに「企業推奨品」で価格のバラつきを防ぎ、「購入制限品」で不要な商品の購入を防ぐこともご提案。購買を集約することでボリュームディスカウントも全体に適用されることも説明いたしました。
購入金額に応じて適用されるお値引き。全社またはグループ企業全体でまとめて利用した場合、購入金額全体に適用。
「商品単価上限」「注文1回あたり上限金額」など、購買ルールに合わせて、申請・承認フローをオンライン上でできる機能。
アスクル以外のサプライヤが販売する商品などのご注文、実績管理などをソロエルアリーナ上で行うことができる機能。
「全社で統一利用している商品」など、社内で購入を推奨されている商品や商品カテゴリを登録できる機能。
発注時に任意のコードなどを付加できる機能。会計上の仕訳コードを設定し、会計システムへアップロードすることも可能。
導入効果
ソロエルアリーナ導入と同時に各教職員に個別IDを発行し、承認フローを導入。窓口が統一されたことで、本部での発注承認などの負担は大きく軽減。
また、「推奨品」「購入制限」により不要な商品の購入も削減されています。教員からも「備品を買うとき、どこで何を買うか考えなくて済む」と評価いただいています。
また、ボリュームディスカウントに加え商品価格のバラつきもなくなり、「法人全体でのコスト削減につながっている」とお喜びいただいています。
また任意コードで様々な情報を付加し、財務会計システムとの連携も検討されています。
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